【サッカー】リーグのマスク禁止令破ってまで守った少年との約束とは…?

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【サッカー】リーグのマスク禁止令破ってまで守った少年との約束とは…?

今シーズン、日本代表MF香川真司も所属するドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、ゴール時にスパイダーマンやバットマンのマスクを着用するゴールパフォーマンスを披露していたが、それを受けブンデスリーガは3月から『試合中のマスク着用禁止』を発令していた。 しかし、ヘルタ・ベルリンに所属するチュニジア代表MFアニス・ベン・ハティラが、3月14日のVSシャルケ戦にて、先制ゴールを決めた際に、禁止されているはずのスパイダーマンのマスクをかぶるパフォーマンスをしたことが話題になっています。 禁止令が発令されているにも関わらず、なぜマスクを被ったのか… それは、とある少年と交わした約束を守るためだったのです。

そのパフォーマンスに隠された少年へのエール。

出典: YouTube

今から5ヶ月前、ベン・ハティラは1人の少年と出会いました。その少年ヘルタ・ファン・ヤニク君は、8歳という年齢にも関わらず、ガンに侵されてしまい過酷な闘病生活を余儀なくされていました。
ハティラはヤニク君と出会い、交友関係を築く中で「僕とヤニクはともに病気と闘うことを誓った。そんな時、1000個の欲を持つ健常者に対し、この子は病気を治したいと言う願いだけを抱えている事に気付かされたんだ」と語り、少年の力になりたいと思うようになりました。

また、自身のインスタグラムでもヤニク君に対し「君は僕に病気を治すと約束し、僕は化学療法を受ける君のそばに居続けると誓った。僕は君に会いに行く。半年以内にオリンピア・シュタディオン(ヘルタの本拠地)のファンの前で君の回復を祝おう!」とコメントしていました。

そして迎えた14日、約6万人が詰めかけた同試合にて、快方へ向かうヤニク君が見守る中見事にゴールを決めてみせると、出会った当初に病院でヤニク君とともにかぶったスパイダーマンのマスクをかぶることで、回復を祝うという約束を果たしたのです。
ピッチに戻ったハティラには、審判からイエローカードが提示されましたが、ファンからは温かい声援が送られました。

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