【体験記】アダルトVRコンテンツは人類を滅亡させる? (1/3ページ)
「VRポルノを試したことはあるかい? 今トライしてみても良いよ?」
と勧められ、実際に試した、米Kotakuネイサン・グレイソン記者による体験リポートをお届けします。それは非常にユニークかつ奇妙、そして濃密な体験で、バーチャル・リアリティーに革命が起きるかもしれないと感じたようです。
彼に勧めたのは、コロンビアの貧民街の街中が立体パズルとなるゲーム『Papo & Yo』を開発したヴァンダー・キャバレロさん。「あんな素晴らしいゲームを作る開発者の申し出を断ることなんて出来ない」と、グレイソン記者は早速試させて貰ったそうです。
キャバレロさん曰く「VRはゲームを乗っ取るだけにとどまらず、生活自体をも凌駕するかもしれない」とのこと。実際に彼は、サムスン製のVRヘッドセットを装着したままバスや電車、飛行機に搭乗し、夜はそのヘッドセットで映画を楽しんでいるのだとか。
VRは人間が行う感情移入を増幅させる可能性を持っており、使い方が正しければ他者とコネクトし、0と1だけの世界を超え、実生活と同じくらいリアルに距離を縮めることができる。
と、その性能を大絶賛しています。では、そんな底知れぬ可能性を秘めたVRを、エロビデオ鑑賞に使ったらどうなるのでしょうか?
コンピューターで演算処理されたポリゴンっぽい空間ではなく、現実に存在する空間で生身の人間が繰り広げるポルノ動画は、まるで映画『アバター』の主人公のような感覚だとか。
ヘッドセットを装着し、動画を再生して出てきたシーンは朝食の場面。