【愛川欽也さん急死】松方弘樹、神田うのなど芸能人からお悔やみコメント続々

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亡くなる直前まで愛川さんが制作・放送していた『パックインジャーナル』
亡くなる直前まで愛川さんが制作・放送していた『パックインジャーナル』

 “キンキン”の愛称で親しまれた俳優でタレント・愛川欽也(享年80)が、肺がんのため亡くなったことが4月16日にわかった。『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)などをはじめ、数々のテレビ番組で名司会をこなし、『西村京太郎トラベルミステリーシリーズ』(テレビ朝日系)や『港古志郎警視シリーズ』(日本テレビ系)など多くのテレビドラマや映画、舞台でも俳優として活躍していた彼の印象は、多くの人々にとって、どれも笑顔のキンキンだったようだ。

 所属事務所『株式会社 愛川企画室』からマスコミ各社に送られた訃報を伝えるFAXには、

「俳優愛川欽也は肺がんのため2015年4月15日午前5時1分に永眠いたしました。昨年冬より体調の不安を訴え、検査いたしましたところ、肺がんであることが判明いたしました。本人たっての希望により、入院はせず在宅での懸命な治療を続けて参りましたが、容体が急変し自宅にて旅立ちました。故人の遺志に従い、すでに近親者にて密葬を執り行いました」

 とあり、本人の意志を尊重した最後だったことが窺える。

近所の昔馴染みの爺ちゃんが亡くなったよう……

 突然の訃報に、多くの芸能人たちも深い悲しみの中、追悼コメントを発表している。ベテラン俳優の松方弘樹(72)は「健さん、文ちゃん、そしてキンキンと先輩方の相次ぐ訃報に接し、非常に寂しい思いでいっぱいです。心よりご冥福を御祈り申し上げます」とかつての盟友たちの旅立ちに思いを馳せた。

 映画『トラック野郎シリーズ』(東映)で共演したコメディアンでタレントの せんだみつお(67)も、17日に放送された朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)にて「随分可愛がってもらいまして……映画の世界に、違った世界に行く時に怖さがあったりしてね。欽也さんがよく楽屋に来てくれて『大丈夫だよ』って言ってくれて。(中略)今は感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、目頭を押さえた。

 家族ぐるみで親交のあったタレントの神田うの(40)は17日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、自身の結婚後である2007年以降は愛川の妻、うつみ宮土理(71)とは食事などで会っていたが、愛川とはあまり会えていなかったと振り返る。病状についても報告はなかったが、「いつも元気に、『うのちゃん、元気~? キンキンも、よろしくって言っていたのよ~』という感じで」と、気丈なうつみの様子を語った。

 愛川の訃報は、ネット上でも彼を惜しむ声で溢れている。

「マジか…。また昭和の名優が」
「僕にとって愛川欽也さんと言えば「おはよう子供ショー」のロバくんでした。ロンパールームのお姉さんがうつみ宮土理さんだったのでショックも倍増(T_T)何も文太さんの後を直ぐに追わなくても良いじゃないか!合掌」
「えっ!?急の事で、ビックリ…。今まで、色々な番組で楽しませてくれて、ありがとうございました」
「おまっとさんでした!が、もう聴けないのね。キンキン有り難う!」
「キンキンは子供の頃から愛嬌のある笑顔が好きだったので、なんか近所の昔馴染みの爺ちゃんが亡くなったようで心にポッカリ穴が空いたようだ」
「亀井刑事みたいな相棒がほしかったな。存在感のある役柄だった。いつまでもいてほしかった」

 多くの人々に愛され親しまれてきた愛川だけに、大きな悲しみが連鎖し、想像以上の反響となっている。愛川のために闘病中も平常心を保っていたうつみや家族の悲しみは、更に計り知れないものだろう。

 常に朗らかな笑顔で、人懐っこい表情とトークで多くの人を魅了してきたキンキン。これからも人々の心のなかで生き続けることだろう。

(文/一樹守)

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