ポートランドの都市伝説「殺人アーケード筐体」を知ってますか? (1/4ページ)
CIAにメン・イン・ブラックも絡む、ゲーマーを恐怖に陥れる都市伝説とは......?
インターネットが存在するよりも前、恐怖のゲーム都市伝説がありました。それがアーケードゲーム機「ポリビウス」(Polybius)です。
ポリビウス(Polybius)
この話には他の都市伝説同様、様々なバージョンが存在しますが、大抵は1980年代始め、アメリカのポートランドを舞台に始まります。
ポートランドのアーケードゲーマーたちの間で伝えられていった話の中では、多くのゲーマーたちがポリビウスを遊ぶことで中毒になり、病み、悪夢に侵されてしまいます。語り手によっては、ポリビウスが人々の記憶を消し去るとか、プレイヤーを自殺に追い込むといった話も加えられます。
でもそんなのはまだ序の口。ポリビウスはCIAが作った説やCIAがアタリと一緒に作った説、「Sinneslöschen」という会社が作り、その裏にはドイツ政府もしくはアメリカ政府がいる説なども、まことしやかに語られています。
他にも、「黒服の男達/メン・イン・ブラック」がポリビウスの筐体からデータを回収しているといった話も。そのデータにはプレイヤーの成績だけでなく、スクリーンに現れる「致死的な副作用のある」サブリミナルメッセージの情報も含まれているとのこと。
冗談みたいな話ですが、これぞ都市伝説。バカバカしいと考えるのは簡単ですが、それが存在しなかったという証拠もないのがミソです。