【大河ドラマ】『花燃ゆ』不振でNHKが井上真央を“戦犯”扱い…どぶろっくでテコ入れの大迷走 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 女性層を取り込もうとしながら「歴史より身近な日常シーン」「イケメンと人気者を出しておけばいい」といった、女性視聴者を小バカにした戦略が大失敗したといえる。結果として大不振に陥り、年間平均視聴率12.0%で大河史上ワーストを記録した2012年の『平清盛』を下回る視聴率の推移になっている。

戦犯扱いで井上真央が潰される?

 NHKの自業自得で巻き返しは難しい状況といえるが、気の毒なのは主演の井上だ。前述のように本人は「私の力不足」と責任を感じており、実際にNHKサイドは井上を戦犯扱いしそうな気配だという。

「NHKはドラマが失敗しても、脚本や演出が悪かったとは認めない。直接的には言及しないものの、いつも結局は主演に責任を押し付けるような格好になる。放送開始直後は井上をベタ褒めしていたNHK上層部も今は知らん顔。『大恥をかく前に打ち切りにしたい』と言いだす幹部がいる始末です」(芸能関係者)

 大河失敗の戦犯にされれば主演は計り知れないイメージダウンになる。

 かつて松山ケンイチ(30)は連ドラに立て続けで主演していたが、大河ワーストを記録した『平清盛』出演後は3年にわたって連ドラ主演なし。今年7月にスタートする往年のアニメの実写版『ど根性ガエル』(日本テレビ系)で久々に地上波連ドラに復帰を果たすが、凋落してしまった感が否めない。

 また、2011年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で主演を務めた上野樹里(28)も大河出演を境に表舞台から姿を消し、復活したのはごく最近だ。

 同じく井上が戦犯扱いされれば、今まで上り調子だった彼女の評価に大きなキズがつく恐れがある。井上といえば嵐の松本潤(31)との交際がウワサされ、近いうちにゴールインもあると伝えられていた。だが、女優生命の危機ともいえる現状では色恋沙汰どころではなさそうだ。

(取材・文/夢野京太郎)

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