【アニメキャラの魅力】傲慢なのに憎めない!?眉目秀麗の女賞金稼ぎ「フェイ・バレンタイン」の魅力『カウボーイビバップ』 (1/2ページ)
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漁船を改造したおんぼろ宇宙船『ビバップ号』で、2071年の宇宙を旅する賞金稼ぎ(カウボーイ)達の活躍を描いたSFアニメ作品『カウボーイ・ビバップ』。今回ご紹介する「フェイ・バレンタイン」は、とある事件をきっかけにビバップ号に居座るようになった女賞金稼ぎです。居候の立場であるにもかかわらず、ビバップ号での振る舞いは傲慢そのもの。潔いまでの我儘っぷりと、その裏に隠されている「寂しさ」こそが彼女の魅力なのです。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■ヒロイン(?)なのに裏切り、出し抜き当たり前!
ビバップ号でのフェイの立ち位置は、最初は「つかず離れず」という微妙なものでした。仲間かというとそういうわけでもなく、自分の都合の良い時だけスパイク達を仲間と言い、好きな時に出て行き好きな時に戻ってくるのです。ジェット曰く「鉄砲玉でいつ戻ってくるかわかりゃしねぇ」と評されています。
賞金稼ぎとしての仕事では、スパイク達を出し抜くこともありますし、協力して賞金首を追い詰めることもあります。とある理由により多額の借金(スパイクとジェットが引くレベル)を背負っており、お金への執着は人一倍ですが、賞金の分け前を受け取った途端にカジノへ行くなど、ギャンブル好きな性格と浪費癖でいつもお金には困っています。ギャンブルの勝率は良くはなさそうですが、イカサマの腕前はかなりのもの。足首のアクセサリーでサイコロの目を操作するといったイカサマを使い、半丁博打でジェットの身ぐるみを剥ぐなど「見抜けない方が悪い」というスタンスで悪びれる様子もありません。
■「女は生きているだけで偉いのよ」
ビバップ号内での振る舞いはまさに傍若無人。貧乏で食べ物が無い時にはアイン用のドッグフードを強奪し、「女は生きてるだけで偉いの」と言い放ち食べてしまいます。
何故彼女はそんな歪んだ性格になってしまったのか?それは、彼女が過去に騙され、多額の借金を背負ったことにも関係しているのでしょう。彼女がスパイク達を含め、他人に対して不遜な態度を取るのは、ある種の自己防衛のようなものなのかもしれません。