AKB48スクープ連発“文春砲”記者が語る「業界に自主規制が横行していた」【前編】 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

“文春砲”の神髄が堪能できる1冊が電子書籍で発売
“文春砲”の神髄が堪能できる1冊が電子書籍で発売

 “恋愛禁止”で知られる国民的アイドルグループ、AKB48のメンバーがもっとも恐れる媒体がある。方々に張り巡らされた取材網と神出鬼没の張り込み部隊で、数々の恋愛スキャンダルをスクープしてきた週刊文春だ。

 これまで前田敦子、指原梨乃、峯岸みなみ、柏木由紀などが標的となり、誌面を飾ってきた。あまりの破壊力を称え、同誌のAKB関連記事は“文春砲”と呼ばれるほどだ。

 その撃ち方である記者・スズキは6月6日に行われた「第7回AKB48選抜総選挙」に合わせ、週刊文春デジタル内で生配信を行ったのだが、その内容が電子書籍化された。タイトルはかなり長く、「週刊文春でAKBのスクープを連発して“文春砲”とか呼ばれているらしい記者が、AKB総選挙の日にニコ生に出て、○○○○のこととか××××のこととか裏話をけっこうヤバいレベルで暴露したらしいので、それをまとめて載せてみた件。」というもの。今回、“文春砲”の記者・スズキに話を聞くことができたので、以下お届けしよう。

 * * *

──今回、電子書籍で出版ということですが、経緯を教えてください。

「あの放送を知らなかった人たちにも、もっと知ってもらいたいなと思ったのが一番です。それと、生放送では何度も何度も回線がダウンするトラブルが多発。ブツ切れになってしまったことで話の途中で終わっていたり、途中で聞くのを止めてしまった人もいたようで……もう一度、きちんと内容を知ってもらいたいと思ったんです。『さあ、写真を出しますよ~』とか、ギリギリの危ない話をし始めると、回線がダウンする。まるで何かの力が働いているかのように(苦笑)」

──そもそも、なぜAKBを取材するように?

「これはテレビ業界も出版業界もそうなんですが、AKBと仲の良い会社は彼女たちの裏側には一切触れない。中には、『そんなスクープばっかりやってたら、もう他で仕事できなくなるよ』って言ってくる編集者やテレビマンもいるんです。文春で出しても、テレビや他の週刊誌も後追いすらしない。峯岸みなみさんが坊主にした時はさすがに異例でどこも取り上げたけど。

 僕は根っからの事件記者。真実をそのまま伝えるのが記者の仕事だと思ってるんで、しがらみは気にせずに、自分の追っているものをそのままに伝えられればと思ったんですね。AKBは特に“自主規制”が横行していたから、逆にやってやろうじゃないか! と思ったんです」

「AKB48スクープ連発“文春砲”記者が語る「業界に自主規制が横行していた」【前編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、スクープ熱愛アイドルAKB48スキャンダルエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧