TOKIOの長瀬智也に「もうひとつの顔」があるのをご存知だろうか？　

「趣味の範疇ならばと、いまのところジャニーズ事務所は黙認していますが、本人にとってはあまり触れてもらいたくない活動のようです」（芸能記者）

　彼がTOKIO以外に、ロックバンド『THE SISSY BARS』のメンバーとして活動していることを知っているのは、一部の熱狂的なファンくらいかもしれない。ジャニーズ的には「タブー」になりうる長瀬の活動だが、７月14日発売の週刊女性は、彼のバンド活動について興味深い記事を掲載している。

謎のバイカーバンドを結成

　記事によれば、このバンドは、長瀬と彼の友人であるファッションデザイナーの滝沢伸介氏、行きつけのサロンの美容師、バイク仲間など5名のメンバーからなり、“謎のバイカーロックバンド”という触れ込みで2011年に結成された。ちなみに長瀬はギター＆ボーカルを担当。本人であることを隠し、覆面をして演奏するなど常に「バレ」を気にしながら活動してきたという。

　芸能記者の1人は、この謎のバンドについて次のように語る。

「もともと長瀬はかなり本格的なロック好きで有名です。ミュージシャン志向もジャニーズ一強いといわれている。そんな長瀬がTOKIOの活動だけでは我慢できないのは当然のことで、自らのロック魂を少しでも満足させようと、密かにバンドに参加したのがはじまりです。でも、すぐに熱狂的なファンにバレ、しばらくの間、活動を自粛していましたね」

　しかし、我慢にも限界があったのだろう。今年4月、渋谷のクラブで開かれた滝沢氏のファッションイベント内で久しぶりにライブを披露。長瀬はアイマスクをして登場するも、その声や姿かたちは隠しようがなく、バレバレだったようだ。

　週刊女性は、今回、メンバーの1人、美容師のＭ氏を直撃し、「バンド復活の理由」を尋ねているが、Ｍ氏は困惑するばかり。その言葉にはジャニーズの一員である長瀬への配慮が滲んでいた。

　来年2月にはロッカー役での映画出演が決まっているという長瀬。ジャニーズを飛び出し、1人のロック歌手として、自由奔放に歌い、演奏する彼の姿も見てみたい気がする。

（取材・文／小林靖樹）