しょこたん、こじはる、菜々緒…カメラマンが明かす芸能人カラコン事情

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しょこたん&でんぱ組の「PUNCH! LINE」より
しょこたん&でんぱ組の「PUNCH! LINE」より

 ここ2~3年でテレビや雑誌で見るアイドルやタレントたちに異変が起きている。みんな一様に黒目が大きく、まつ毛が長く、多い。下手をすればグループみんなが同じ“盛りつけ”で、同じ顔にすら見えてしまうグループまである始末だ。

 そんな彼女たちを撮影する現役のグラビアカメラマンは話す。

「みんな“ディファイン”と呼ばれる黒目と白目の境界線をはっきり分けて、黒目を大きく見せるカラコンを入れている。昔は考えられなかったくらいの流行ぶり。僕が撮影した方で言うと、中川翔子さん、菜々緒さん、おのののかさん、AKB48の小嶋陽菜さん、矢口真里さん、森下悠里さん。まだ売れていない女の子たちなら、雑誌の編集者が『ごめん、それ外してもらえます?』ってマネージャーに言ったりできるんだけど、上記のクラスになるとなかなか言えないから困りもの」

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女優でも釈由美子はディファインを使用

 そもそも、女優は基本的にカラコンやディファインを使用しない。

「目で表情を見せるのが彼女たちの仕事だから、使わない。ディファインを使うと黒目が真っ黒になってしまうので、表情がなくなる。ただ僕が一人だけ女優で使用しているのを知ってるのは、釈由美子さんです。

 堀北真希さんや松嶋菜々子さんを見ると、黒目の端の方ではいろんな色が混ざっていて、薄い色や濃い色の部分がまばらにある。それが本来の目だから、その人らしさが出るんです。ディファインをつけている人は個性がなくなって、みんな同じ目になってしまう。同様に、昔からつけまつげの人もいるから何とも言えないけど、最近はまつ毛エクステも浸透しているので、往年の女優ですら、わさわさつけていますよね(笑)」

 実際撮影で苦労するのは、体を斜めにしてカメラ目線をもらう時だとか。

「正面から撮るとそんなに違和感はないんです。でも横を向いて、『こっちを見てください』と目線をもらっても……目が合っている感覚がない。『カメラの中心部を覗いてください』なんて言いたくなるくらい。彼女たちはちゃんと目線をくれているんだけど、カラコンのせいで無表情になってどこを見ているのか分からない写真が上がってしまう。ネットにある気になる芸能人の斜め45度の写真を見てもらえば、一目瞭然。こちらを向いているように感じられなければ、ほぼディファインだと思ってもいいかも知れません」

 綺麗に見えてもボツ個性。将来を見据えるなら、素眼で勝負の方が有利か!?

(取材・文/大伯飛鳥)

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