【毎日トリビア】Vol.94 7割の人が誤用している? “煮詰まる”の本来の意味は…

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毎日1つ知っても知らなくてもいいような、ゆる~い豆知識をお送りするこの企画。 「へ~」と納得できるようなものから「これは知りたくなかった!」とか思っちゃうようなものまでご紹介します! 毎日一緒にじんわりと知識を深めましょう! 今日紹介する豆知識は… 日本人にも間違って認識されている“煮詰まる”という言葉の本来の意味です。

出典: iStock

“煮詰まる”には「行き詰まった」という意味はなく、結論が出る段階が近づいたというのが本来の意。

みなさん仕事がある程度進んだけれど、そこからちょっと停滞してしまったときに“煮詰まる”という言葉を使っていませんか?
実はその使い方は正しくないのです!

“煮詰まる”という言葉は、本来「行き詰まった」という意味はなく、「結論が出る段階が近づいた」という意味です。
つまり簡単に言えば、進まなくなってしまった状態ではなく、もうすぐ終わる状態。料理でも煮詰まった状態になれば、ほとんど調理が終わって完成に近づいていますよね。

ではなぜこの誤用が一般的になったのかというと…
物事が進展しないという意味を持つ言葉は“行き詰まる”です。この2つは意味がぜんぜん違うながらもなんだか言葉の響きが似ていることから混同して考えてしまい、「行き詰まる=煮詰まる」となってしまったようです。

みなさんも誤用には気をつけましょう!

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