【27時間テレビ】ナイナイ岡村が吉本興業に不満「交通費を打ち切られた」

デイリーニュースオンライン

FNS27時間テレビ公式HPより
FNS27時間テレビ公式HPより

 フジテレビ系列で現在放送されている『FNS27時間テレビ』。この中で行われたプレゼンコーナー、『TED×27hTV』において、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史の言動が問題となっている。

 上記のコーナーは、毎年カナダのバンクーバーなどなどで行われているNPO主催の講演会『TED』のオマージュで、『T(テレビが)E(えらいことなってるけど、)D(どーすんの?)』というテレビの危機についてお笑い芸人が本気でプレゼンするという内容。ファーストプレゼンターである岡村は、冒頭こそ、

「マジメにふざけるからこそ笑ってもらえる。我々お笑い芸人は、実は仕事しているときが一番マジメだと、そういう風に思っています」

 と語り、世間でお笑い芸人が不真面目な職業などと言われている現状を、テレビのロケでお茶の教室に向かった際、講師から「ここは貴方みたいなおちゃらけた人が来るところではありません」と断られ、ロケは中止になったにもかかわらず、講師が子供との写真撮影を頼まれたというエピソードを交えながら語っていたが、途中から何故かゆとり教育への批判へと話題が変わり、「競争があるからこそ、努力をする」という話へと脱線した。

 その際に岡村は『運命は努力をした人だけに偶然という橋を架けてくれる』という韓国映画『猟奇的な彼女』に登場した名言を引用したが、そこからさらに岡村は大暴走。

吉本興業への不満をぶっちゃけ

「努力したからと言って、それが報われるわけではありません。報われないこともあります。私、20年以上努力して、一生懸命頑張って、今ここにいます。頑張りました。ところが、先日会社から交通費を打ち切ると言われました」

 となぜか、所属する吉本興業への不満をぶちまけはじめたのだ。これを聞いた聴衆である他の芸人やMCの中居などからは「マジ?」「なんなの」という声が飛び、失笑が漏れ始めたが、岡村は構わず、

「努力してきても、架け橋という橋ですら、外される会社です。いいですか? これは最初に契約したはずなんだ。東京、右も左も分からない、友達も誰もいない、どこに行くにも電車にも乗れない、乗り方が分からない、だからタクシーを使うって言ったんだ。それを落としてくれっていう約束だったんだ。ところがどうやら『もうギャラの中に交通費は含まれてる』って言われました。いつも私、現場まで車で行きます。横にはマネジャーを乗せて現場まで行ってます。なぜ、なぜ私たちナインティナインだけが交通費を打ち切られなければならないのでしょうか」

 と会社批判を続行。聴衆からは「何の話や!」「(テーマは)テレビの危機!」などとヤジが飛ぶ中、

「どうすれば、どうすれば交通費(を経費で)落とせるんですか。お願いです、教えてください」

 と結び、プレゼンは終了した。

 その後、MCであるアイドルグループ・SMAPの中居、岡村の相方でもあるお笑いコンビ、ナインティナインの矢部の二人に事の真相を問いただされると、「こんなこと、言うことでもないんですけど、さすがにちょっと、これどうしても言いたいなって思って」と告白。

 中居に「こっちが答えを教えるんですよ、プレゼンなんだから」とツッコまれると、「突然の打ち切りでしたもので」と神妙な面持ちで答えた。

 これに対し、矢部は「交通費の件は、ナインティナインでくくるのやめてください。僕は何とも思ってないんで」と岡村を突き放すような発言。

 最後に、中居に「テレビの危機に対してはどう思ってるんですか?」と聞かれると、岡村は「これからも頑張っていこうかと」と述べるにとどまった。

 この事態に対し、ネット上では「岡村はもう面白くないんだね」「酷かった」と批判の声が多く集まっているのが現状だ。

 岡村は2010年、5か月の長期療養をしていたことがあり、病名については明かされていないが、ネット上などでは鬱ではないかと噂されている。仮にそれが真実だとすれば、今回の唐突な所属会社批判も、あるいは再び精神のバランスが崩れた兆候、と取ることもできるが……。 ただのウケ狙いがスベっただけであればよいのだが…。今後を注目したい。

(取材・文/阿佐美UMA)

「【27時間テレビ】ナイナイ岡村が吉本興業に不満「交通費を打ち切られた」」のページです。デイリーニュースオンラインは、27時間テレビフジテレビテレビ番組お笑い芸人芸能エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧