【衝撃】死を意識した人間がしてしまう5つの行動 (1/3ページ)

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【衝撃】死を意識した人間がしてしまう5つの行動

『生における死の役割』(On the Role of Death in Life)という本を読んでます。その名のとおり「死について考えたとき、ヒトの心はどう変わるの?」というテーマの一冊で、著者はこの問題を30年近く研究し続けている第一人者。

・死への恐怖で人間の心はこう変える
その内容は「人間の行動や文化の多くは『死の恐怖』がベースなんじゃない?」というもので、「脅威管理理論」といった名前で呼ばれております。

宗教なんかはわかりやすい例ですが、ほかにも有名になって死後も名を残そうとしたり、世界遺産にラクガキをしてみたり(自分より大きなものに印をつけて安心感を得たい)など、人間のさまざまな行動は死の恐怖に動かされてるんだって発想ですね。

このことは、著者たちが行った実験でもいろいろと確認されてまして、たとえば以下のような論があります。

1. 死を意識すると、ヒトは法と秩序に敏感になる:
1989年の実験(英文)では、死について考えた陪審員は、そうでない陪審員より10倍も高い保釈金を設定したそうな。死への恐怖が、法と秩序のような確かなものにすがりつきたい気分にさせるらしい。

2. 死を意識したヒトは、生命を意識させる行動を避けがちになる:
2007年や2014年の実験(英文)では、死について意識した女性ほど公共の場での授乳を避けるようになり、自分を「たんなる物」として考える傾向が強まった。

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