明日のテストまでに覚えたいことがある！そんな時には、ガーッと勉強して、とりあえず寝ましょう。
睡眠をとることによって、忘れた記憶を思い出せるチャンスが2倍に増えます。

エクセター大学の心理学者ニコラス・デュメ博士による研究では、過去に発表された2つの論文の結果を分析しました。
その実験において、ボランティアは造語を覚えるように指示されます。そして、言葉を聞いた直後、睡眠を取った後、睡眠を取らずに起きていた後、記憶量に変化があるかを確認。
その結果、睡眠を取った人のほうが、はるかにたくさんの単語を思い出すことができました。

デュメ博士は、記憶力の増加が海馬（記憶を呼び戻す鍵となる脳の部分）からくると考えています。
睡眠の間にコード化された記憶のエピソードは、情報を保存する脳の領域に「解凍され」リプレイされるのです。

もし大切な試験があるなら、ベッドに入る前に猛勉強をして、あとは寝ることです。
たとえ少ない睡眠時間でも、脳の働きを助けます。

If you want to remember something, go to sleep, says science
http://metro.co.uk/2015/07/27/if-you-want-to-remember-something-go-to-sleep-says-science-5314417/#ixzz3hTOPtXA1