余計なモノを買うより経験にお金を使う方が「幸せになれる」理由 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

余計なモノを買うより経験にお金を使う方が「幸せになれる」理由

私たちはこれまで、目に見えないもの、形に残らないものにたくさんお金を使ってきています。

たとえば、友だちや彼氏と遊びに行ったり、旅行をしたり、ライブに行ったり、映画を見たり……。こうした経験を「無駄だった」なんて思っていませんか?

でも、モノを買うよりなにかを経験をすることにお金を使う方が幸せになりやすいのです。

今回は、『Fast Company』の記事を参考に、限られたお金の正しい使い方についてまとめました。

■モノより経験にお金を使う方が幸せになれる理由

モノは長い間所有することができます。それに対して、経験は瞬間的なものです。長く楽しめるという意味では、一見モノの方がよさそうです。

しかし、それはまやかしです。最近の研究によって、瞬間的な経験の方が、モノを所有するよりも幸福度が高いことがわかったのです。瞬間的なものであるからこそ、コンサートやバカンスなどのその場限りの経験は、私たちを幸せにしてくれるということ。

お金と幸せに関する問題を20年以上調査していたコーネル大学の心理学教授、トーマス・ギロビッチ博士は「私たちは満たされるためにモノを買います。買った瞬間、それからある程度の期間は買ったことで幸せは得られるでしょう。

ただ、新しいものが刺激的に感じられるように、徐々にその幸せは日常に埋もれていってしまいます。モノから得られる喜びや幸せは、一時的なものでしかないのです」と主張します。

■モノを買っても幸せは時間の経過とともに下がる

最新のiPhoneを持つことは幸せですか? それとも、美術館や展示会、課外活動、新しいスキルの習得、旅行などの経験にお金を使いますか?

科学的には、答えは明らかです。後者の方が、圧倒的に多くの幸せを得られるとギロビッチ博士は提案します。

お金は幸せと直結しています。ギロビッチ博士の研究によれば、モノを買った瞬間、誰もが幸せを感じているそう。

しかし、時間が経過するにつれて、徐々に満足度が下がっていく結果となったのです。

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