話題の1冊 著者インタビュー 釣崎清隆 『原子力戦争の犬たち』 東京キララ社 1,600円(本体価格)

週刊実話

――死体写真家として著名な釣崎さんが、なぜ福島第一原発で放射線測定作業員になろうと? 釣崎 3・11は僕の中でも大きなターニングポイントなんです。海外を20年以上飛び回って死体を撮り続けてきて、常に危険地帯や紛争地域に身を置いてきたわけですが、そこは自分の中の位置付けとしては「戦場」ではあるけれど、あくまでも「他人の戦場」だったんですね。ところが、祖国で3・11が起こった。3日後にはボランティアチームに同...

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