人に見られると犯行に及ばないのが、泥棒の心理だと聞きます。「見られている」と落ち着かないため、空き巣に入るとまず飾られている写真を伏せる泥棒もいるそうです。
そう、たとえ写真や絵でも、人の目がそこにあると「見られている」と思ってしまうのが、人間の心理。
人の目の絵や写真がもたらす心理的な防犯効果について、海外の情報サイト「attn:」が取り上げています。
イギリス警察は、2006年から人の目のポスターを街の防犯対策に導入。すると、盗難の発生率が2013年で40%も下がったと報告しています。
一方、地下鉄の駅にタイルのモザイクを使うのが伝統であるニューヨークでは、チェンバーストリート駅構内に人の目のアート(写真)が登場しています。これを作ったアーティストには、防犯という意図は無かったようですが、写真と同じく「監視」の役割を果たしているでしょう。
ただし、ちょっとした落とし穴があります。目の写真で防犯を行っても、それを掲載しているエリアで犯罪が行われにくくなるだけなのです。つまり、ほんの出来心で盗難を犯す人の心理は抑えられるのですが、根っからの泥棒は、目の写真がない別のエリアへ行って結局は盗みを働くことになります。
それでも、ペタリと貼るだけで自分の周りを守れるならOKでしょうか? とりあえず、確かに防犯効果はあるようです。
写真:Craige Moore
https://www.flickr.com/photos/craige/4257619615/
参考:
Eyeballs Have An Interesting Effect On Your Behavior
http://www.attn.com/stories/2854/eyeballs-effect-on-crime
盗難の発生率が40%減!人の目の絵を飾る防犯効果に世界が注目
2015.09.01 22:48
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