仕事から帰ってきて妻と夕食を食べていると急に訪れた警察に殺され、目が覚めると、同じ日の殺される直前からの12分が繰り返されている......。このループから脱出しなければ!
まるで『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』やビル・マーレイの映画『恋はデジャ・ブ』のような設定のゲーム、それが『Twelve Minutes』です。
実際に遊んだ米Kotakuのスティーブン・トティーロさんの感想を読んでみましょう。
今年プレイした中で一番面白い未リリースの作品が、12分間の間の生死を描いたアドベンチャーゲーム『Twelve Minutes』です。
プレイヤーキャラは12分間を1LDKのアパートで過ごすことになります。12分経過後、あなたのキャラクターは目覚め、過去の12分間で何が起きたのかを覚えたまま、次の12分間を生き延びようとするという、ループの中で問題解決を目指すゲームです。
私はこういうタイプの作品が好きで、中でも気に入っているゲームは『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』。これもやはりタイムループの中でキャラクターを操作する作品です。
『ムジュラの仮面』では、72時間で月が空から落ちてくるため、その前に世界を救う必要があります。それぞれの72時間の中で重要な道具を見つけたり、カギとなるキャラクターから重要な情報を得たり、オカリナを演奏したりしながら、世界の終わりを繰り返します。何度も失敗を繰り返しながら、次第に回避する方法を学んでいくわけです。
『Twelve Minutes』では、プレイヤーはアーロンという男性を操作します。