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クリーンな都市ガスを使って電気と熱を取りだし、利用するシステム『ガスコージェネレーションシステム』。
ガスで発電すると同時に、廃熱を給湯や空調、蒸気などの形で有効に活用することが可能で、優れた環境性や省エネルギー・省コスト性、エネルギーの供給信頼性といったメリットがあるという。
将来のエネルギー問題に対し、広範な分野で代替エネルギーの可能性を模索する動きが見られるなか、理想的な“分散型エネルギーシステム”として注目を集めている。
■ ガスコージェネレーションシステムとは
1棟のビルからエリア一帯を対象とするもの、ほかにも医療・福祉施設、大型ショッピングセンター、工場、そして集合住宅、一般家庭まで、さまざまな規模の施設で利用することができるのもポイント。規模に合わせたシステムで発電し、廃熱は、給湯、冷暖房、寒冷地では融雪など、その量に応じて活用しているということだ。その方式として以下の3つが挙げられる。
ガスエンジンで発電機を駆動して発電し、同時に排ガスやジャケット冷却水から廃熱を回収して、冷暖房・給湯などに利用する“ガスエンジンシステム”。
ガスタービンで発電機を駆動して発電し、廃熱は蒸気の形態で回収して冷暖房・給湯などに利用する“ガスタービンシステム”。
水の電気分解と逆の反応を利用し電気を作り、同時に発生する熱を回収する“燃料電池”。
■ 東京ガスを中心に進める新たな取り組み
最近も東京ガスを中心に、この『ガスコージェネレーションシステム』に関する興味深い取り組みが進められている。三菱重工業、三浦工業、神戸製鋼所のメーカー3社と共同で、ガスエンジンの廃温水を蒸気として、高効率に回収する『コージェネレーションシステム』を開発し、7月から販売を開始した。