美人すぎる臨床心理士として、メディアに引っ張りだこの山名裕子先生。
東京青山にある「やまなmental care offfice」には、ビジネスや恋愛、家族関係など、さまざまな悩みを抱えた方が、日々訪れています。
カウンセリングで出会う多くの方は、真面目で努力家。完璧を目指すあまり苦しくなってしまっているケースがとても多いのだとか。
そこで山名先生が提案するのが、窮屈でストレスいっぱいの心を開放する思考方法「バカ力(ばかりょく)」です。
完璧を目指さなくても、人から愛され幸せに過ごす方法がある! 素直で愛らしい、人をひきつける「バカ力」をご紹介します。
心を病んでしまう女性たち・・・
精神科医の父親の影響で、物心ついた頃から心理学に興味を持っていた山名先生。臨床心理士になったきっかけは、同世代の女性たちが持つ悩みに触れたことだったと言います。
「大学で心理学を学んだあと、しばらく雑誌などのモデル活動をしていた時期がありました。周りには、芸能界をめざすモデルの卵たちがいっぱいいて、彼女たちは皆、人もうらやむ美貌の持ち主。
でも、『明日には仕事がなくなるかもしれない』という不安定な環境の中で、心を病む人がたくさんいたのです。不眠症に悩まされていたり、人と話すのが怖くなってしまったり。
彼女たちの相談を受けながら、何か力になりたい、カウンセリングを勉強したいと思うようになったのです。それから心機一転、大学院に入学し、臨床心理士の勉強を開始。