「心理テスト」は人気がありますね。「この絵を見てどこに座りたいですか?」などと聞き、その答えによって「あなたはこんな性格です!」と分類するみたいな。当たったような気になったりしますが、実は、心理学ではこういう「心理テスト」ですぐその人の性格が分かるとは考えられていません。
今回は心理学の世界での性格検査についてです。
■心理学の性格検査には長い歴史を持つものが多い!
心理学における「性格検査」は、基本的に被験者(性格検査を受ける人)に質問を行ったり、作業をさせたりして、その結果を統計分析して結果を導くものです。その結果がどのような性格を表しているのか、そしてそれは正しいのかについて、何千人、何万人もに試して妥当性を検証します。
そのため、性格検査に使われるテストには長い間使われてきたものが多いのです。
では、性格検査に使われる有名なテストを挙げてみましょう。
・YG性格検査(矢田部-ギルフォード性格検査)
・MMPI(ミネソタ多面人格目録)
・ロールシャッハ・テスト
・内田クレペリン精神検査
といったテストがよく使われます。
●YG性格検査(矢田部-ギルフォード性格検査)
これは、120問の質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」の回答をするという、質問紙形式のテストです。
「抑うつ性」
「回帰的傾向」
「劣等感」
「神経質」
「客観性」
「協調性」
「攻撃性」
「一般的活動性」
「のんきさ」
「思考的外向」
「支配性」
「社会的外向」
という、12の尺度について性格上の特性を判定します。ジョイ・ギルフォードさんが作成した「ギルフォード性格検査」が基になっていて、矢田部達郎さんらがその日本版を作成したので、この名前があります。
心理テストは意味なし! 本当の性格が分かる「性格検査」4種類
2015.04.04 12:14
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