「ガラス妄想」とは、自分の体はガラスでできていると信じ込み、壊れやすく粉々に砕け散ってしまうことを極端に恐れる精神障害の一種である。15世紀から17世紀のヨーロッパで顕著にみられたが、現在でもまだこの症状を持った人が存在する。 記事提供:カラパイア
中世におけるガラス妄想
「ガラス妄想」とは、自分の体はガラスでできていると信じ込み、壊れやすく粉々に砕け散ってしまうことを極端に恐れる精神障害の一種である。15世紀から17世紀のヨーロッパで顕著にみられたが、現在でもまだこの症状を持った人が存在する。
出典: karapaia
ガラス妄想の例は、ヨーロッパの中世の百科事典に突然現れる。フィクションでの文献もいくつかあるが、もっとも知られているのは、セルバンテスによる1613年の短編集の中の『ガラスの学士』。主人公が催淫剤のつもりで摂取したマルメロ(バラ科の落葉高木)が、ガラス妄想の引き金になってしまったという話だ。