テスラの自動運転車事故 浮き彫りになったメーカーとメディアの「課題」

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テスラの自動運転車事故 浮き彫りになったメーカーとメディアの「課題」

Photo credit: cytech via Visual Hunt / CC BY

テスラモーターズの自動運転車による死亡事故は、世界のテクノロジーニュースを大いに賑わせている。

さまざまな報道がなされているが、ひとつだけはっきり言えるのは「現在実用化されているシステムは自動運転“補助”装置である」という当たり前の事実だ。事故の責任をシステムに求められるほどの技術はまだ試験段階で、テスラ車の「オートパイロット」とはあくまでもドライバーをサポートするためのものに過ぎない。

今回の死亡事故は、そうした「当然」を図らずも人々に認識させることとなった。


■ 国交省の声明

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=9V_V7ZpkJIM]

この事故はアメリカ国内でのものだが、我が国の国土交通省の反応は極めて早かった。

国交省は報道関係者向けに声明を出している。その中にこんな一文がある。

5月に米国において事故が発生したテスラの「オートパイロット」機能を含め、現在実用化されている「自動運転」機能は、運転者が責任を持って安全運転を行うことを前提とした「運転支援技術」であり、運転者に代わって車が責任を持って安全運転を行う、完全な自動運転ではありません。(国土交通省 平成28年7月6日付報道発表より抜粋)

「オートパイロット」や「自動運転」という単語に、いちいちカッコ付けをしなければならないほど話がややこしくなっている。つまりこれらの通称は誇大広告のようなもので、車内の人間がハリー・ポッターを鑑賞していても差し支えない自動車はまだ公道を走っていないということだ。


■ 「試験段階」の完全オートパイロット車

その一方で、日本でも完全自動運転の小型バスの運行が始まった。こちらはドライバーにない、本当の意味での「オートパイロット」である。

イオンモール幕張新都心の隣に、豊砂公園というところがある。DeNAが運行を手がける『ロボットシャトル』は、この豊砂公園を走行する。無論、ここは私有地だ。

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