オバマ米国大統領や安倍首相をはじめ、各国のトップ、各界のトップもファンを公言する、かつてない社会派ドラマ『ハウス・オブ・カード野望の階段』。現実の世界でも、大統領選を間近に控えており、共和党候補のドナルド・トランプと民主党候補のヒラリー・クリントンの戦いを世界中が見守っているが、そんな現実世界同様に、本ドラマの物語もついに大統領選に突入!
AOLでは、『ハウス・オブ・カード野望の階段』のフランク&クレアを大プッシュしていくと共に、本ドラマをリアルな視点で紐解くべく、『ラストサムライ』や『硫黄島からの手紙』などに出演するハリウッドを拠点に活躍する日本人俳優・尾崎英二郎さんによる連載企画、『ハウス・オブ・カード』の魅力を計3回にわたって紹介していこう!
【なぜ「愛されない政治家」フランク・アンダーウッドが人々を魅了するのか?】
現実に大統領選挙戦の真っ直中である2016年。米国の政界のトップの座を狙うのは、共和党候補のドナルド・トランプと民主党候補のヒラリー・クリントン。
人種差別を増幅させるような極端な暴言の数々や政策方針で、いまや"移民国家アメリカ"の幅広い層から毛嫌いされているトランプ。一方、前国務長官時代に公務で私用メールを使っていた問題がくすぶり続け、危機管理責任の感覚を今も国民の6割近くから疑問視されているクリントン。
特に民主党は、社会的弱者や若者たちに配慮した手厚い政策を掲げて熱い支持を受けていたバーニー・サンダースが、この夏の党大会直前まで、党の代表候補の指名争いでクリントンに対しギリギリまで攻防を繰り広げたため、世間の人気を完全に二分していた。