微笑みの国、タイ。
南北に長いこの国は、チェンマイ、スコータイ、アユタヤ、バンコク、プーケットと地域ごとに変化に富んだ魅力を持ち、旅人を飽きさせません。
今回訪れたチェンマイは、バンコクの北約700kに位置するタイ第2の都市。
13世紀にはランナータイ王朝の都として栄えた歴史を持つ美しい古都で、「北方のバラ」とも呼ばれています。
タイ第2の都市とはいえ、大都会バンコクに比べるとずっと小さく、人口も少なめ。
山岳部が多く、ミャンマーとラオスの国境に近いため、古くから他民族との交流が盛んだったチェンマイには、古いものと新しいものが自然に混ざり合いながら、素朴でゆったりとした時間が流れています。
高層ビルが建ち並ぶエネルギッシュな大都会バンコクとは異なる、穏やかな古都。
今回は、そんなチェンマイを旅して出会ったタイの人々のすてきな笑顔を紹介します。
ベーカリーショップ「Da’s Home Bakery」を切り盛りするダーおばさん。
ゲストハウスの多いターペー門に近いこのお店は外国人旅行者にも人気です。