あなたは独女だろうか?
決まった彼氏はいるだろうか?
ただ単に「好んで一人でいる」のならいい。「独りが寂しいなんて思わない」と開き直れるなら構わない。生涯独身として貫くのも人生。
それは不幸なんかではない。自分で選びとった生き方なのだから。
しかし問題なのは“なにも好き好んで独女になっているわけではない”場合である。
それを放置しているといつしか「独身の独」としての“独女”ではなく「毒を吐く」“毒女”としてバージョンアップしてしまうのである。
そう、こんなふうに……。
友人の吉報に「わ~~~おめでとう!」の歓声を上げるよりも先に「え? なんで? アンタが?」という心の叫びの方が早いのではないだろうか?
そう、友達の結婚報告を受ける独女が味わうのは焦燥感と敗北感! でもその“負け”は決して認めたくはない。
「なんであの子が先に? 結婚?」
「顔だって中の下じゃない……取り柄もなにもないくせに」
「どうみたって彼女よか私のが上……」
こんな風にドス黒い感情が湧き出てしまうのである。
アラサー独女は「人の不幸こそ蜜の味!」……それには喜んで食らいつくくせに人の幸せには毒を吐いてしまうのである。
結婚は愚か彼氏もいないとなると独女の嫉妬ややっかみは増長する。
キャピキャピした若い子や男性社員にチヤホヤされている女子社員にも牙を向ける。
「……ったく最近の若い子は……」
「男漁りに会社にきてんじゃね~よ」
「仕事もできないくせに男に媚びるのだけは上手いんだから」
と重箱の隅をつつくように他人の粗探しをしてしまうのだ。