痩せてる人が食べてる「おやつ」って?

| マイナビウーマン
痩せてる人が食べてる「おやつ」って?

ダイエット中に「おやつが食べたい!」と、葛藤する人も多いのでは? 中にはおやつが我慢できなくてダイエットが失敗に終わった……という人もいるでしょう。ダイエット中のおやつ=悪と考えがちですが、必ずしもそうとは限らないそう。今回はダイエット中に食べていいおやつ&ダメなおやつについて管理栄養士・麻生れいみ先生の解説を紹介します。

■ダイエット中の「おやつ」がいい理由&選ぶポイント

ダイエット中のおやつはできれば控えたほうがいいものの、我慢のしすぎはダイエットのモチベーションを下げたり効果を下げてしまいますよね。麻生先生によると、ダイエット中でもおやつは取り入れたほうがいいのだとか。そこでまずはじめに、ダイエット中の「おやつ」がいい理由とおやつを選ぶ際のポイントについて先生に聞いてみました。

◇(1)おやつがいい理由

ダイエット中の間食はむしろ積極的に摂るべきです。その理由は2つあります。

まず1つ目は血糖値の関係です。長時間空腹を我慢した後に食事をとると、血糖値の変動が激しくなり、脂肪をため込むホルモン「インスリン」の分泌量が増えてしまいます。しかし食事と食事の間に間食しておけば、血糖値の変動を抑えられます。また、間食のお陰でそこまでお腹もすかないため、1回で摂る食事の量を苦労せずに減らせます。

2つ目は消費エネルギーである食事誘発性体熱産生(DIT)が関係しています。

人が消費するエネルギーは、「基礎代謝」と「身体活動代謝」、そして食べ物の消化吸収や味、香りなどの知覚が働くことなどで消費されるエネルギーであるDITに分けられます。このエネルギー、遅い時間に食事を摂る「夜型生活」をしていると、同じ食事内容でも低下することがわかっています。また、太りやすい人もDITが低いことがわかっています。

DITの高低には自律神経が深く関わり、夜型生活では自律神経のバランスが崩れることで、DITが低下すると考えられています。そこで昼食と夕食の間が7時間以上あいてしまう場合は、夕食の一部を前倒しして間食として“分食”するといいでしょう。そのとき肝心なのは、夕食の量を軽くすることです。

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