世間には後世まで語り継がれる「名車」というものが存在する一方、いつの間にか消えていった「迷車」と呼ばれるものが必ず存在します。日が当たるところがあれば影がかかるところがあるように、まさに迷車とは日の目を見ることがなかったクルマたちのことです。ここでは、そんな「超」マイナーなクルマたちを一挙10台ピックアップして特集。あなたの記憶に残っているクルマは、果たして何台あるでしょうか。
■「迷車」って何?まずは迷車の定義から迷車を語る前に、まずはその定義をはっきりさせておく必要があります。確かに限定車など、生産台数の非常に少ないクルマは珍しいものといえます。しかし、それだけではまだ迷車と呼ぶことはできません。そこで今回は、以下のような要素が少なくともひとつ以上含まれるクルマたちを迷車と呼ぶことにします。
さて、これらの要素を含んだクルマたちにはどんなものがあるのでしょうか。さっそく挙げていってみましょう。
■走るオーディオルーム?三菱・ミラージュ XYVYXphoto by 三菱自動車工業株式会社「『XYVYX』…なんて読むんだ?」という方もきっといらっしゃることでしょう。これは「ザイビクス」と読みます。1987年に登場した3代目ミラージュに設定されていたグレードで「2シーター+自由改造スペース」をコンセプトとして、ユーザーが自由に後部スペースをカスタマイズできるというクルマでした。凝ったオーディオやAVシステムなど、クルマの後部をシアターのようにできるオプションも用意されていましたが、システムが高過ぎたのか時代を先取りし過ぎていたのか、さほど話題になることはありませんでした。
■お楽しみは、来なかった…マツダ・オートザム クレフphoto by Kuha455405(CC 表示-継承 3.0)バブル期のマツダといえば、最大の愚策である「5チャンネル体制」が有名でしょう。トヨタや日産にシェアで追いつこうと、ディーラーが乱立しました。