地球内部で悪魔の蠕動が続いている。ここに来て火山噴火と巨大地震自身の関連性がクローズアップされている。10月11日、宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山の新燃岳が6年ぶりに噴火し、今なお警戒態勢が続いているが…。
「山自体が膨張しているということは、地下からマグマやガスの供給が続いている可能性がある。新燃岳の噴火は、西日本全体の火山、地震活動が活発化していることの表れでしょう。今後の推移を冷静に見守る必要があると思います」
こう語るのは、地震学が専門で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏だ。
海外へ目を向けても、日本を含めた環太平洋、つまり環太平洋火山帯上の火山が活発化している。昨年4月には、チリのビジャリカ山、メキシコのコリマ山、米アラスカ州のクリーブランド山の3つ火山が同時に噴火し、同月17日には南米エクアドルでM7.8の巨大地震が発生して661人の死者が出た。
「日本から太平洋の東端までは1万キロも離れており、関連性について今の地震学では詳しいことは分からないのが実情。ただし、環太平洋火山帯の東半分についても、バラつきはあるが、活発化の方向にある。そしてここ数十年、日本が静かすぎるのも確かです」(同)
東日本大震災が発生した17日前、ニュージーランドではM6.3の直下型地震が発生し、昨年11月13日にニュージーランド南部でM7.8の巨大地震が発生すると、22日には福島県沖でM7.4の地震が発生している。
「日本を含めた環太平洋地域は、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むことで火山が形成されている。そのため火山活動と同時に巨大地震も起きやすく、海洋プレートの動きによる連鎖も指摘されています。直近では9月20日にもメキシコ中部でM7.1の地震が起きて大きな被害を出し、続けて10月6日に福島県沖を震源としたM5.9の地震が起きたばかり。何が大噴火や巨大地震の引き金になっても不思議ではない状況と言えるかもしれません」(サイエンスライター)
新燃岳の噴火も、その連鎖の中で起きたものなのか。火山噴火と巨大地震発生の関連性について多くの専門家が指摘しており、こんな過去のデータもある。
「新燃岳は度々噴火を繰り返していますが、例えば1716年、1960年、そして東日本大震災が発生した2011年と、噴火後の2カ月〜半年以内に、宮城県沖で大きな地震が発生している。関係はもちろん分かりませんが、不気味ではあります」(同)
火山国日本、地下の蠕動は全国どこへでもウネる。巨大地震に警戒だ。
悪魔の蠕動! 新燃岳噴火で懸念される巨大地震との不気味な関連性
2017.10.24 10:00
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