その症状、花粉症じゃないかも? 蓄膿症(副鼻腔炎)の併発にご用心

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花粉症の症状として、まずつらいのが鼻水や鼻づまりといった鼻炎の症状。



この花粉症による鼻炎が、実は蓄膿(ちくのう)症といわれる状態の原因になってしまうことがあるのです。



花粉症だけでも大変なのに、蓄膿症とダブルパンチになってしまったら…



花粉症に悩めるあなたのために、花粉症と蓄膿症が併発した場合の症状や対策を医師に聞いてみました。





蓄膿症・副鼻腔炎ってどんな状態? 



蓄膿症は正式な病名ではなく、副鼻腔炎が長く続いている場合をさす言葉です。



副鼻腔とは、頭蓋骨の中にある空間で、頬の裏側や額の裏側にあります。副鼻腔は鼻の中と細い道でつながっており、その中は粘膜で覆われています。



副鼻腔の粘膜は粘液を出していますが、粘膜細胞は粘液を少しずつ副鼻腔から鼻に運び出す仕組みを持っており、普段は副鼻腔の中には少しの粘液しかない状態になっています。粘液は鼻水として外に排出されたり、唾液と共に飲み込まれたりします。

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