うがいには二種類の方法があることをご存知ですか?
「手洗い・うがい」などでも用いられる「ガラガラ」と上を向いて行う一般的な喉のうがいの他に、口のうがいも実は大切なのです。
今回はこの「口うがい」について、歯科医師の彦坂実な美先生に口腔内の清潔を保つ必要性と、上手な口うがいの方法について解説していただきました。
うがいって何のために必要なの?
うがいとは、口腔内や喉にいる細菌を洗い流し、感染を防ぐためのものです。うがいをすることで、細菌の体内への侵入を大幅にカットすることができます。
また、うがいは口内を潤いのある状態を保つためにも役立ちます。口内の粘膜が乾燥していると細菌が繁殖しやすくなり、感染につながるおそれもあるため、口内が乾燥しやすい方はこまめにうがいをすることをオススメします。
二種類のうがい、違いはどこにあるの?
うがいには一般によく知られている喉うがいの他に口うがいがあり、やり方や効果が違います。とても簡単なので両方マスターしましょう。
喉のうがい
口に水を30mL程度ふくみ、天井を向いてガラガラと音を立てて喉の奥を洗い、その後水を吐き出します。
喉の奥の粘膜に溜まっていた細菌を洗い流し感染を予防する効果があります。