心地よく毎日を過ごすためにすべきこと 「もやもや」の整理術を松尾たいこさんに聞く(後)

| 新刊JP
アーティスト/イラストレーターの松尾たいこさん

部屋が片づかない、家事が億劫、人間関係の悩みもある。だけど、どこから手をつけていいのかわからない。そんな悩みを抱えている人は、まず身の回りの小さな「もやもや」に目を向け、そこから解消をしてみてはいかがでしょうか。
そんな提案をしているのが、アーティスト/イラストレーターの松尾たいこさんです。

松尾さんの新刊『暮らしの「もやもや」整理術』(扶桑社刊)は、普通の片づけ術や整理術ではなく、ちょっとした工夫で日々の「もやもや」を解消し、「心地よく生きる」ためのヒントを教えてくれる一冊。
今回、松尾さんのご自宅で行われたインタビューで「もやもや整理術」についてお話をうかがいました。今回お送りする後編では驚きのグッズの紹介も。

(取材・文:金井元貴/新刊JP編集部)

■人間関係から生まれる「もやもや」にどう対応すればいい? ――小さな「もやもや」を整理するというテーマでお話をうかがっていますが、その「もやもや」の原因が自分ではどうすることもできないこともあると思います。例えば人間関係なんですが、松尾さんは以前、結構な八方美人だったとか。

松尾:これは本にも書いたけれど、私は「誰からも好かれたい!」と思っていた人間なので、かなり八方美人になっていたんですよね。でもそれはすごく「もやもや」の原因になっていて、そういう自分と決別するのに長い時間がかかりました。

――本の中には東日本大震災の直後に投稿したブログへの共感コメントをきっかけに吹っ切れたとありました。

松尾:そうです。ちょうどその前にツイッターにつぶやいた何気ない気持ちに対して強い批判が来て、気が滅入ってしまっていたんです。でも、その時に今の自分できることをやればいいと思って、初めて自分の意見をブログに書きました。

もちろんそのブログの内容を叩く人もいましたけれど、共感の声も多くて、100人全員に好かれるのは無理で、自分の意見に賛同してくれる人を増やしていこうと考えられるようになりました。それは大きなきっかけでしたね。

――人との距離のとり方が変わった、と。
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