下半身裸に座布団…刺殺された14歳少女、ひた隠しにした“用事”とは?【未解決事件ファイル】

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下半身裸に座布団…刺殺された14歳少女、ひた隠しにした“用事”とは?【未解決事件ファイル】

 人の目が多い住宅街で、女子中学生が自宅で惨殺された不可解な事件があった。友人に語らなかった謎の“用事”、20分間という短時間の犯行、現場から走り去った中年男…。多くの謎と手がかりを残したまま、事件は2008年に殺人罪の公訴時効を迎え、真相は闇の中だ。

 1993年10月27日17時40分頃、青森県八戸市に住む、当時14歳の女子中学生Sさん(仮名)は所属していた陸上部の練習を終え、友人2人と自宅への帰り道を歩いていた。いつもなら、学校の帰り道に友人らと一緒に食料品店に寄るのだが、この日Sさんは「18時までに家に帰宅し、18時20分ごろまで家にいなければいけない」と話していたため、3人は寄り道をせずに帰ることにした。友人の一人が何の用事なのか聞いたが、Sさんは答えを濁すばかりで、結局、用事が何だったのかは分からずじまいだった。

 17時53分、本八戸駅前で友人らと別れて、Sさんは一人で自宅に向かった。17時58分頃、通行人がSさんの家の前を通った際に、家に電気が点いていなかった事を確認しているため、Sさんが帰宅したのは18時00分頃だと考えられている。

 Sさんが帰宅したと思われる18時15分頃、Sさんの自宅の玄関のガラスが割れる音が住宅街に響き渡った。警察の調べによると、近所に住む16人がこの音を聞いており、中には「助けて」の声を聞いたと警察に証言した者もいた。

 それからわずか数分後の18時23分頃、Sさんの母親が帰宅。母親が目にしたのは、寝室で倒れ、胸から血を流しているSさんの姿だった。Sさんは仰向けの状態で両手を粘着テープで縛られ、口もテープで塞がれていた。上半身は学校指定のジャージにパーカーを羽織っていたが、下半身は裸で座布団が掛けられていた。

 驚いた母親は近所の住民に助けを求め、住民が110番をしたものの、18時38分頃に救急隊員が到着した時には、既にSさんは息を引き取っていた。約20分の短時間での殺人事件だった。警察の調べによると、室内に物色された形跡はなかったが、玄関、居間、風呂場の脱衣所の3か所の窓が施錠されていなかったという。

 司法解剖により、Sさんの死因は心臓を貫通するほどの深い刺し傷による失血死と判明。

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