フランス陸軍が新制式セミオート狙撃銃としてFN社のSCAR-H PRを採用

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フランス陸軍が新制式セミオート狙撃銃としてFN社のSCAR-H PRを採用

近年、急速に小火器の刷新を進めているフランス陸軍が、新たにセミオート狙撃銃(FPSA)として、FN社のSCAR-H PR 7.62×51mm小銃を2,600丁採用する。

SCAR-H PRは分隊の行動をサポートする、いわゆるDMR(選抜射手小銃)として採用される。SCAR-Hは他国でもDMRとして使用されており、アメリカ軍特殊部隊もMk.20 SSR(狙撃手支援小銃)として採用している。
FPSAセットアップのSCAR-H PR。「PR」は精密射撃仕様を指す。昼間用光学機器としてシュミット&ベンダー社の1-8×24 PM II Dual CCが、Era Tac社の20MOAマウントを介して取り付けられる。サイレンサーはB&T社のRotex-Vが採用された。


また、クリップオンサーマルサイトとして、ベルギー・OIP Sensor Systems社のTIGRIS-IRも同時に採用された。


配備キット。


セミオート狙撃銃選定は2018年8月頃から行われており、当初はH&K社のHK417や、Verney-Carron社のVCD-10、PGM社、シグ社なども候補となっていたようだ。しかし生産キャパシティ問題や調達価格、そしてアメリカ資本・製造の企業ではITARによる輸出規制などの問題があり、ベルギーのFN社に決定したと言われている。

H&K社のHK417


Verney-Carron社のVCD-10


SCAR-H PRは、1986年からフランス陸軍が使用しているFR-F2狙撃銃をリプレイスするものとなる。FAMASとともにフランス軍らしい火器がまた1つ、その役目を終える。
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