イベントの演出、各種告知において有効な訴求をもたらす手段として、今や映像による表現は欠かせないもの。視覚や聴覚、五感全てを揺さぶる映像で、人々の感動を幾倍にも増幅させるレオナルズ。アメリカ西海岸にあるサーフショップさながらに演出された事務所で、彼の仕事の流儀、スポーツ界をはじめとする各種業界のバックステージを支える“仕掛け人”の素顔に迫る。
表現者としての原点は、喋りと音楽
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―木村さんのルーツはDJだった?そうDJ KIMURAですよね。
木村:ええ。最初はディスコのDJでした。ですから、もともと僕の仕事のルーツは、この声であったり、その空間を満たしていた音楽だったんですよ。DJになってからは、給料のほとんどをレコードにつぎ込んで、その時から、どんな音楽が流行って、なぜ、皆に受け入れられているのかを、自分なりに分析するという作業をやっていました。
―木村さんの原点が見えてきましたね。ただ、スポーツとの大きな関わり合いは、オリックス球団のスタジアムDJ就任という段になって色濃く出てくるのですね。
木村:はい。1991年にオリックスが神戸に本拠地を移すことになって、その時の新たな取り組みのひとつに、“場内アナウンスを男性の声に”というものがあって。一般公募があって、採用されました。球界初とか、これまでにないという部分に、僕自身惹かれましたし、やり甲斐も感じました。