トヨタのスポーツセダン マークX GRMNを振り返る ~ トヨタのスポーツセダンの将来は?

| イキなクルマで
トヨタのスポーツセダン マークX GRMNを振り返る ~ トヨタのスポーツセダンの将来は?

永遠のセカンダリー トヨタ・マークXは、2019年12月末をもって販売終了となりました。社長の車が、クラウンなら専務の車はマークXそして平社員はカローラというのは、車にステイタスを見出していた昭和の頃の価値感でしょう。会社は年功序列で、家族と同じようなものだったころの車選びは気を使ったものでした。しかし、平成に入り年功序列式から実力成果主義へとなりリストラの嵐が吹き荒れていつしかカローラ→クラウンのヒエラルキーは消滅してしまいました。平成のVIPカーブームの頃は、いきなりクラウンで結婚したら堅実に軽自動車にする若者が多かったものです。

トヨタのマークXのCMを務めたのが、部長役で出演した佐藤浩市氏。颯爽としたいでたちは惚れ惚れするくらいカッコいいものでした。マークXは、永遠のセカンダリーでありながら動力性能はピカイチのスポーツセダンを担っていました。それは、クラウンが乗り心地重視に振ったことからくる当然の帰結です。まぁ、慎重で大人しい長男がクラウンならやんちゃで行動力がある次男がマークXでしょうか。控えめながら実力あるその姿は感動的でもあります。2019年末で、モデル消滅となった今、マークXのことを書かなければもう記事にすることは出来ないでしょう。

             引用;https://toyota.jp/gr/grmn/markx/

■トヨタ スポーツセダンの傑作 マークX GRMN

2009年に登場した、現行マークXの特別バージョンになるマークX  GRMN限定350台のみの販売で、残念なことにすでに販売は終わっています。GRMNは、TOYOTA GAZOO Racingが、手掛けるGRシリーズはGRスポーツやGRそしてGRMNとチューニング度合いが高まって行きます。トヨタのレース部門を担うGAZOO Racingが足回りや車体のみならずエンジンまでもチューニングされた究極のカスタマイズは、マニアを唸らせる出来上がりです。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー