トヨタのスポーツセダン マークX GRMNを振り返る ~ トヨタのスポーツセダンの将来は? (2/4ページ)

イキなクルマで

GRMNのMNは、マイスター オブ ニューブルックリンのこと。ニューブルックリンは、ドイツの有名なサーキットのことでモータースポーツ好きならきっと聞いたことがあるでしょう。ボディサイドに誇らしげにエンブレムが付けられています。

最後のマークXGRMNに施されたのは、さらなるボディ硬性です。先代GRMNのボディからさらに全252ヵ所のスポット溶接打点を追加。開口部はブレース類で強固に硬性が高められています。足回りのサスペンションは、KYB 製のスイングバルブ式がさいようされています。とEPS(電動パワーステアリング)のチューニングをおこない確実なステアリングフィーリングを実現しています。

搭載エンジンの3500ccV6(2GR-FSE)は、スペックこそ318PS/380Nmとノーマルモデルと同じになっています。6速MTに拘り、ECUのマップを見直して最適化し、ギヤ比をハイギヤード化し3500ccの排気量を生かしたスポーツドライビングが楽しめます。

足回りは、19インチのBBSホイールに、ポテンザRE050のハイグリップタイヤがおごられています。ブレーキキャリパはストッピングパワーに優れるアドヴィックスの4ポッド。よく回るエンジンには、よく止まるブレーキが必須です。

エクステリアで特筆すべき点は、軽量化に貢献するカーボンファイバー製のルーフでしょう。ノーマルに比べ、約10kgの軽量化を実現しています。たかが10kgの軽量化ですが、突き詰めれば運動性能の向上につながるところなので実に大事なのでスポーツセダンにはこだわって欲しいところですね。

さらにフロントデザインは、一目でGRMNであることが分かるGRMNエンブレムと壮観なメッキグリル。リアは派手さを抑えたものの圧倒的パフォーマンスを秘めていることが伺える4本出しメッキマフラー。トランク人は、とっても控えめなスポイラー。

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