移植手術後の免疫問題を解決してくれるか?狡猾ながんの免疫回避メカニズムを模倣したマイクロ粒子が開発される
2020.03.22 09:00
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カラパイア
現在のところ、一度移植手術を受けたのなら、その人は死ぬまでずっと毎日欠かさず免疫抑制剤を飲み続けなければならなくなる。飲み忘れてしまえば、ただちに拒絶反応が起こる。免疫系が移植された組織を異物と認識して、攻撃を仕掛けるのだ。
そのために、移植手術を受けた患者は、その代償として、がん、糖尿病、感染症、その他もろもろの免疫の弱体化に付け込んで発生する病気にかかりやすくなってしまう。
だが今回、がん細胞が免疫を騙すメカニズムをヒントに開発された小さな粒子が免疫を弱体化させない移植手術を可能にしてくれるかもしれない。体を騙して移植組織を受け入れさせることができるそうだ。
・がんの狡猾な免疫回避戦略
がん細胞の中には、どういうわけだか免疫系の攻撃を免れることができるものがいる。その秘密は、腫瘍が分泌する天然タンパク質「CCL22」だ。
免疫系には「制御性T細胞」という細胞がある。この細胞は過剰な免疫反応を抑える、いわばブレーキ役を果たしており、これがあるところではその組織は自分自身であり排除の必要はないとみなされる。
そして、CCL22にはこの制御性T細胞を引き寄せる作用がある。
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