心のもやもやは、「抑圧された感情」があるサイン。
誰かのちょっとした一言がきっかけでもやもやすることもあれば、原因がよく分からないこともあると思います。
では、「もやもやする」とは一体どういう状態なのでしょうか。その原因や対処法を紹介します。
自分の本音に気付くことで、もやもやを解消していきましょう。
■「もやもやする」とはどういう状態?
まず、もやもやするとは、どういう心理状態を指すのか解説していきます。
◇(1)否定的な考え事をし続けてしまう
誰かの一言がきっかけとなって「なんであの人あんなこと言うんだろう? もしかしてマウンティング?」などと相手の真意を量りかねてあれこれ想像したり、「なんだか私っていつも同じこと悩んでるよね」と自己否定したりと、次々にネガティブな思いが浮かんできます。
止めようと思っても、考え事が止まらなくなってしまいます。
◇(2)気分が落ち込みがちになる
すっきりしない気分が続き、いつもなら楽しめることでもテンションが上がらなくなります。
気にしなくても良いようなささいなことが引っ掛かって、落ち込んでしまうこともあります。
心にもやがかかっているように、何をしていても気分の晴れない日が続きます。
◇(3)イライラする
心のゆとりが無くなり、他人のちょっとした言動にイライラしてしまったり、いつもなら怒らないようなことに執着してしまったりすることも。
そうやってイライラする自分に対して、「何やってんだろ。こんなふうに思っちゃうなんて器が小さいよね」と自己嫌悪にさいなまれてしまうこともあります。
◇(4)不安感が強くなる
漠然とした不安が強くなり、自分の将来のことについても「このままで大丈夫なのかな」と心配になります。
前向きに考えようと思っても、つい悲観的な想像ばかりが膨らみ、未来に希望が見出せなくなってしまいます。