朝起きて鏡に映るむくんだ顔にうんざりしたり、いつものパンプスが履きづらかったり……生理(月経)が近づくころ、顔や足が腫れているように感じることがありませんか?
今回は不快なむくみと生理との関係や対処法をまとめます。
※この記事では月経について、一般的な表現である「生理」という言葉を使ってお伝えします
■生理周期とむくみの関係は?
毎月の経験から、むくむ具合で「そろそろ生理が始まる!?」と察知する人もいるかもしれません。生理周期とむくみについて説明します。
◇「むくみ」の正体は?
まずは、むくみ※とはなんなのかについて、簡単に押さえておきましょう。
むくみとは「皮膚の下(細胞と細胞の隙間)に水分が必要以上に貯まっている状態」のこと。
体の約6割を占める※※水分は、体の中では細胞のほか、血管やリンパ管、そして細胞間質液(細胞と細胞の間を埋めている液)にあります。細胞以外の水分は、血管から間質へ滲み出たり、間質から血管へ戻ったりしながら、通常は一定の水分割合を保っています。
しかし何かしらの原因で、毛細血管から間質に出る水分が多くなる、もしくは間質から毛細血管に戻る水分などが減ることで、間質内の水分が増えてしまうと「むくみ」の状態になるのです。
※「むくみ」は一般的な言い方で、医学的には浮腫(ふしゅ)と言います。 ※※成人の場合。
◇生理前はむくみやすい!?
そんな「むくみ」ですが、生理とはどんな関係があるのでしょうか。 女性の体内で分泌される女性ホルモンの量は、生理周期の中で変化しています。
排卵後、生理の前の時期は「黄体期」と呼ばれ、「プロゲステロン=黄体ホルモン」の分泌が増加します。その作用で体内の水分を調節するホルモン(レニン)の活性が高まり、結果、体に水分が貯まりやすくなると考えられます[*1]。生理前のこの時期は、むくみやすい状態にあるということですね。