なぜ何も言わずに聞いてくれる人は、人材を育てるのが上手いのか?

| 新刊JP
『成功している人は、なぜ聞き方がうまいのか?』 著者の八木龍平さん

コミュニケーションが上手く、相手の能力を引き出せる人は「聞き方」が上手だと言われることが多い。

では、どんな「聞き方」が良いのだろうか?
それは相手に対しての共感は必要なく、質問をしなくてもいい。ただ、黙って話を聞いている。それが相手の気持ちや考えの整理、そして成長につながるというのだ。
今回は『成功している人は、なぜ聞き方がうまいのか?』(日本文芸社刊)を上梓した社会心理学者の八木龍平さんにお話をうかがい、「聞き方」の極意について教わった。
黙って聞くことのメリットとは一体どこにあるのだろうか?

(新刊JP編集部)

■沈黙が相手を成長させる。質問力や共感力ではない本当の「聞き方」とは?

――私自身、聞く力を養いたいと思って本を何冊か読んだりしてきたのですが、いまいち要領がつかめていないんですね。それはおそらくスキルばかり求めてしまって、聞く下地みたいなものができていないからではないかと自己分析をしているのですが、まず聞く力を高めるために、どういうことをすべきでしょうか?

八木:まずは1対1で話す経験を増やすこと。1対1でじっくり相手の話を聞くということをやってみてください。いつも気軽に話している人から始めて、こちら話す時間を減らして、意識的に聞いてみる。

――相手の言葉に口を挟まないということですか。

八木:そうですね。1対1って実はどちらかが話をしないと沈黙ができてしまうので、一生懸命話してしまいがちなんですよ。でも、あえて自分で話すのをやめて相手が話すのを待ってみる。

話を聞くって、実は結構しんどい行為だったりするんです。一方で自分の話をするっていうのは気持ちいい行為なんですよね。だからしゃべり続けているということは、自分ばかり気持ちよくなっているという風にも受け取れます。

なので、あえて自分が話すのをやめて、黙ってみる。これは会社の人間同士でも、家族同士でもやってみるといいと思います。まずはそこからです。

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