12月25日はクリスマス。日本における歴史は古く、今から120年前の1900年に銀座の「明治屋」がクリスマスツリーを展示。このディスプレイが東京中から注目されたことがきっかけとなり、クリスマスが広まったとされている。
そんな日本で1964(昭和39)年、クリスマスにまつわる珍事件が発生した。それが「変なサンタ事件」である。
この年の秋頃から東京都内で、郵便受けに差出人不明の封筒が多数投函されていた。封筒の中には現金のほか腕時計など高価な品が入っており、いつしか人々はこのプレゼントを「変なサンタ」の仕業と考えるようになったという。
2010年に発生した「タイガーマスク運動」の先駆けのような事件なのだが、世の中には悪い人間もいるもので、東京では「変なサンタ」をきっかけに犯罪も起こった。
クリスマス前後のある日、14歳の少年が恐喝の容疑で逮捕された。
少年は同年10月、道に停めてあったライトバンから手提げカバンを盗んだ。現金が入っているかと思いきや、中には預金通帳と印鑑2本しか入っていなかった。
「これではお金を引き出せない」と通帳を捨ててしまおうとしたが、少年はちまたをにぎわす「変なサンタ事件」を参考に、ある恐喝を考えついた。
セーラー服を着た少女の連続放火事件! その驚くべき理由は【衝撃の未成年犯罪事件簿】
見知らぬ家のポストの郵便受けに、奪った通帳を投函。家主に回収させ、数日たったタイミングを見計らい「その通帳は俺のだ。お金を盗んだだろう」と恐喝の電話を入れ現金を脅し取ろうと考えたのだ。
少年はさっそく通帳を郵便受けに入れた。家主が回収したのだが、家主は既に「変なサンタ事件」を知っており、通帳を警察へ届けることにした。やがて少年から恐喝の電話がきたが、怪しんだ家主は「分かった。用意するから来なさい」と要求を一旦のむことに。
そして少年が郵便受けに置かせた約束の5000円を回収しようとしたところ、待ち伏せた警察官に逮捕されたという。
家主がわざと少年の恐喝にのったのは「声が幼く、要求する額が少なすぎたから」という。相手が未成年であることに気づいていたのだ。
文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
サンタクロースに化けて恐喝未遂?変な少年サンタ事件【衝撃の未成年犯罪事件簿】
2020.12.19 22:30
|
リアルライブ
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
ハードからソフトへ移行する運送業界 老舗70年企業が進める事業再定義と同族外からの代表交代
TREND NEWS CASTER
2
大好物を見たワンコさん、キラキラお目めで〝喜びの舞〟 可愛すぎる反応に5.4万人もん絶
Jタウンネット
3
「親が元気なうち」に考える”親亡き後” 家族だけで抱え込まないという選択
TREND NEWS CASTER
4
銀行員から歯科医師へ。異例の転身の先に見えた、歯科”稼げる産業化”の勝算
TREND NEWS CASTER
5
接客ゼロでも、買い物はもっと楽しくなる? 無人販売店に求められる「安心・快適・自由な空間」とは
TREND NEWS CASTER
6
「やらされる」教育から「自らやりたくなる」環境へ── 非認知能力を育む「スポーツスタッキング」の可能性
TREND NEWS CASTER
7
声を整えれば、働き方も変わる!ハリウッド仕込みの“ボイス・ウェルビーイング”に注目
TREND NEWS CASTER
8
「この子は何なの?どうしてここにいるの?」 三井住友銀行大阪本店にくっついている〝謎のオブジェ〟に3.3万人困惑
Jタウンネット
9
武蔵村山市の公園に立つ〝注意看板〟の内容に2.8万人驚がく 「この先には行かないで」...その理由は?
Jタウンネット
10
脂っこい食事、早食い、寝る前の食事…胃腸トラブルを招くNG習慣とは? 消化器専門医が解説
TREND NEWS CASTER