ビジネスは綺麗事ではすまされない。一部の企業はブラック上司を故意に雇っていることが明らかに(米研究)

| カラパイア
ビジネスは綺麗事ではすまされない。一部の企業はブラック上司を故意に雇っていることが明らかに(米研究)

photo by iStock

 冷酷でためらいなく嘘をつくサイコパスや他人を利用するのに躊躇がないマキャベリスト、自分は特別な存在だと思い込んでいるナルシストなど、ダークな人格特性を持つ上司が存在する会社は結構ある。

 アメリカ・メリーランド大学スミス経営大学院のニック・セイベルト氏らによると、企業はそういった特性の人間をあえて昇進させている可能性があるそうだ。

 ビジネスの世界では、ときに汚い手を使ってでも目的を達成しなければならない。そんな時に彼らの特性が生きてくる。これは綺麗事ではすまされない企業の裏側を象徴しているのかもしれない。
・なぜ上司にダークパーソナリティを持つ人間が多いのか?

 心理学において「ダークパーソナリティ」とは、倫理観の欠如、自己愛の強さ、マキャベリズム(目的のためには手段を選ばないやり方)といった悪の気質を意味している。



 企業の重役にダークパーソナリティを持つ人間が多い理由を説明するために、『Journal of Business Ethics』(3月2日付)に掲載された研究では、会計を統括する幹部の採用プロセスと、その企業の収益マネジメントとの関係を調べている。

 それによると、ある企業が業績を上げる必要に迫られたとき、経験豊富な幹部と採用担当者は、強い倫理観を持つ候補者よりもダークパーソナリティを持つ候補者を責任者として推薦する傾向にあるのだという。
ピックアップ PR 
ランキング
総合
社会