少年マンガっぽい響きにキュン!古代ヤマト政権「倭の五王」の正体とは?

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少年マンガっぽい響きにキュン!古代ヤマト政権「倭の五王」の正体とは?

『宋書』倭国伝に記された「倭の五王」

日本国内では、弥生時代の文字による記録は残っていません。しかし、中国の歴史書に当時の日本の動向や人名がいくつか載っていることは、別の記事でご紹介しました。

弥生時代、日本が世界史デビュー!記録の断片が醸し出す古代ロマン

魏志倭人伝以降、日本の歴史はしばらく不明となります。分かっているのは、弥生時代に続く「古墳時代」になると、畿内を中心に「ヤマト政権」という連合体が成立し、東西にその影響力を及ぼすようになったらしいということです。このことは、発掘された古墳や遺跡などから推測されています。

人型の埴輪

発掘された古墳の副葬品が武具や馬具が中心だったことから、この時代の権力者は、卑弥呼のような「司祭」ではなく、武力で豪族を従えて勢力を拡大する「武人」だったと見られています。

そして、久々に中国の歴史書に、日本すなわち当時の「倭」の話題が登場します。それは中国南朝の歴史書『宋書』倭国伝で、その中に「倭の五王」というのが登場するのです。

倭の五王! なんだか少年マンガっぽい響きでかっこいいですね。

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