天才は「スキル」で超えられる 元BCGマネジャーが明かす仕事の極意

| 新刊JP
『変える技術、考える技術』(実業之日本社刊)の著者、高松智史さん

職場で評価されていないと感じたり、努力が報われないとフラストレーションがたまるもの。ただ、くさったりやる気をなくしたりする前に、自分の仕事を振り返ってみると打開策が見つかるかもしれない。

『変える技術、考える技術』(実業之日本社刊)は、ボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)でマネジャーを務めた高松智史さんが「報われない自分」から抜け出すための「スウィッチ」を授けてくれる一冊。

行動を変えれば、結果も変わり、周囲からの評価も変わる。では、行動をどのように変えればいいのか。本書を下敷きに高松さんにうかがった。今回はその後編だ。

高松智史さんインタビュー前編を読む

■「フレームワークバカ」「打ち手バカ」「Taskバカ」に注意

――「フレームワーク=制約」という意見は新鮮でした。制約は取り払って考えた方がいいに決まっているのに、この本で「フレームワークバカ」と指摘されているように、ビジネスの現場ではとかくものを考える時にフレームワーク的な思考がされがちなのが不思議です。

高松:端的にいえば「教えやすい」ということだと思います。これがこの本で一番言いたいことでもあるのですが、ビジネスって「答えがないゲーム」じゃないですか。ここまでのお話にあった「愛と想像力」にしても「チャーム」にしても、その人なりのやり方があるわけで、正解や公式のようなものはありません。

一方で、フレームワークって「4P」とか「3C」とか、一見答えがあるように見えるし、明快に見える。だから使いやすいし広がりやすいんだと思います。

ただね、コンサルティングファームではフレームワークなんて使わないです。

――そうなんですか? そもそもコンサル業界から広がった考え方だと思っていました。

高松:僕はBCGに8年いましたけど、ほとんど使ったことがないです。

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