学歴のない殺人犯の数学の能力が開花。刑務所内で超難問を解いてしまう

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学歴のない殺人犯の数学の能力が開花。刑務所内で超難問を解いてしまう

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 「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。昨年、数学者たちを悩ませた、大昔の数学の問題が解決された。だが解答したのは数学者ではない。なんと現在刑務所に服役している殺人犯だ。

 その問題は「幾何学の父」と称される古代エジプトのギリシャ系数学者、エウクレイデス(ユークリッド)が頭を悩ませた「連分数」で、現在では暗号技術などに使われる非常に重要な理論であるそうだ。


・殺人罪で刑務所に収容された囚人、数学に目覚める
 現在ワシントン州シアトル近郊の刑務所で服役中のクリフトファー・ヘイブンズ(40歳)は、苦難の人生を歩き続けてきた。

 高校は中退。仕事が見つからず、やがて麻薬に手を出すようになり、ついには人を殺めてしまった。2011年に25年の実刑判決を受け、刑期はまだ15年残っている。

 しかし刑務所の中で数学と出会ったことで、彼の人生に光が差し始めた。独学で高等数学の基礎を学び、情熱を感じるようになったのだ。・著名な数学者との出会い
 しばらくすると基礎では物足りなくなってきた。そこである出版社に手紙を出し、権威ある数学誌『Annals of Mathematics』が欲しいと依頼した。

 その手紙の中で、ヘイブンズは数学が自らの「使命」であり、刑務所で己を研鑽したいと綴っている。だが、数学について話し合える仲間がいないことについて嘆いてもいた。
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