DV(ドメスティック・バイオレンス。家庭内暴力)と聞くと、たいてい「男が腕力にモノを言わせて、か弱い女性に暴力を振るっているのだな。悪いヤツだな」とイメージしがち。
しかし世の中は広いもので「女性から暴力を受ける男性」もいるらしく、男性トイレの壁にDV相談の広告が貼ってあるのも見たことがあります。
などと話をすると「敗戦後、女性は強くなった(一方、男性は弱くなった)から、今日び男性をねじ伏せるくらいは朝飯前なのだろう」なんて声も聞かれますが、どうも女性が男性に暴力を振るう事例は、昔から散見されたようです。
その極めつけは、殴るに事欠いて天皇陛下をボコボコにしてしまった女性がいたそうで、今回はそんなエピソードを紹介したいと思います。
いきなり発狂、殴るわ蹴るわの大暴れ今回の被害者は第67代・三条天皇(さんじょうてんのう。在位:寛弘8・1011年~長和5・1016年)。事件は長和4年(1015年)に起こりました。
「きえぇ……っ!」
宮中で仕えていた民部掌侍(みんぶないしのじょう。