騙される方が悪いのか?!江戸時代、利権独占に抗議した「武左衛門一揆」の顛末

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騙される方が悪いのか?!江戸時代、利権独占に抗議した「武左衛門一揆」の顛末

日本人は(世界的に見れば、比較的)約束を守ることで信頼を得ているようです。 しかし、当然(残念)ながら日本人の中にはにも、言葉巧みに他人を騙す悪どいヤツはいるもの。

昨今はオレオレ詐欺の横行など、高度な信頼関係によって成り立ってきた古き良き日本社会につけ込む犯罪は後を絶たず、何だか世知辛く感じられます。

まして信頼と公正をもって社会秩序を維持すべき為政者当局が民衆を騙すようなことがあっては、もはや何を信じればいいのでしょうか。

今回紹介するのは、江戸時代に発生した武左衛門一揆(ぶざゑもんいっき)

決起した武左衛門たち(イメージ)

その名の通り、武左衛門が主導して起こした一揆なのですが、果たして何があったのでしょうか。

利権の独占に憤った武左衛門たち

時は寛政2年(1790年)、伊予吉田藩(宇和島藩の支藩)ではそれまで誰でも自由に参入できた製紙市場に紙座(かみざ)を設け、御用商人の法華津屋(ほけつや)に専売特許を与えました。

座とは同業者による組合で、他社の市場参入を規制するものでした。これにより、紙漉きで生計を立てていた多くの領民が法華津屋によって搾取され、大いに困窮してしまいます。

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