ありがたや!部下にとっておきの煙草を惜しみなく分け与えた西郷どんのエピソード

| Japaaan
ありがたや!部下にとっておきの煙草を惜しみなく分け与えた西郷どんのエピソード

♪既に煙草はなくなりぬ
頼む燐寸も濡れ果てて
飢え迫る夜の寒さかな
飢え迫る夜の寒さかな……♪

※八木沼丈夫 作詞『討匪行』より

昔から煙草は兵士の慰安・嗜好品として親しまれており、筆者も海上自衛官時代は身の回りの多くが喫煙者でした。

さて、喫煙者にとって煙草(ニコチン)が切れるのは腹が減るよりも辛いものらしく、それは戦闘中のような極限状況下であっても変わらないはず。

そんな状況下でもらう煙草は何ものにも代えがたく、まさに「恩賜の煙草(※)」とはそのありがたさ、嬉しさをよく表しているものです。

恩賜の煙草。Wikipediaより(撮影:uaa氏)

(※)厳密には天皇陛下から下賜された煙草(平成19・2007年に廃止)を指しますが、転じて特にありがたく、嬉しい状況で手に入る煙草をそう呼ぶことも。

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