令和6年(2024年)大河ドラマ「光る君へ」。平安文学の最高傑作『源氏物語』を著した紫式部(むらさきしきぶ。作中では“まひろ”)の生涯を、彼女のスポンサーであり想い人でもあった藤原道長(ふじわらの みちなが)との関係を中心に描いていくとのこと。
紫式部の文才については論を俟ちませんが、古今東西、才能ある者はいらぬ嫉妬を買ってしまうのが世の習い。彼女も例外ではありませんでした。
今回は紫式部の書いた日記、その名も文字通り『紫式部日記』より、彼女の才能を僻んだ者によってつけられたあだ名を紹介したいと思います。