「帰ってこない夫を待つのに疲れ家出した私。息子を抱いて座り込んでたら『赤ちゃんがかわいそう』と言われて...」(愛知県・50代女性)

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「帰ってこない夫を待つのに疲れ家出した私。息子を抱いて座り込んでたら『赤ちゃんがかわいそう』と言われて...」(愛知県・50代女性)

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Uさん(愛知県・50代女性)

その日、Uさんは幼い息子を連れて家出をし、当てもなく歩いていた。

やがて疲れて座り込んだ店先で、彼女に声をかけてきたのは......。

<Uさんの体験談>

待てど暮らせど帰ってこない夫を待つことに疲れた私は、ある日生後2か月の息子だけを連れて家を出ました。

しかし、親の反対を押し切って結婚した私は実家に帰ることもできず......あてもなく彷徨い歩くしかありませんでした。

「あなたはいいけど......」

やがて歩き疲れてしまい、あるお店の前に座り込みました。するとカランカランと音が鳴り、床屋さんのおかみさんが出てきて、こう言ったのです。

「あなたはいいけど、赤ちゃんがかわいそうよ。中に入りなさい」

そんな風に優しく諭してくれたおかみさんのお言葉に甘えて、私は床屋の中に入らせていただくことに。そして、きれいなグリーンの緑茶を出していただきました。

「好きなだけいていいから」

おかみさんのその一言で、私は張り詰めていた糸が切れたかのように、涙が後から後から溢れて止まりませんでした。

そうしてしばらくして泣くだけ泣ききったら、すっきりしました。深々とお礼をし、息子を連れて絶対にお礼に来ようと思いました。

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